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子供の矯正について

ここでは子供の治療について実際の症例と共に紹介します。
子供の矯正治療では歯を並べることよりも骨格の不調和を改善することが目的です。
骨格の不調和とは主に以下のことがあります。
・上顎前突(骨格的な出っ歯)
・下顎前突(反対咬合)
・歯の大きさと顎の大きさの不調和(デコボコに並ぶ歯並び)
・交叉咬合(顎が横にずれている)
・開咬(上下の前歯が咬まない)
この内「上顎前突」「下顎前突」「叢生(デコボコ)」については後ほど症例を交えながら詳しく御説明します。「交叉咬合」と「開咬」は比較的少ない不正咬合です。「交叉咬合」は顎が曲がってみえる不正咬合ですが、ほとんどの場合実際に顎が曲がっているわけではなく歯並びなどが原因で下顎が横にずれて噛んでいるのです。そのままの状態で長く放置しておくと本当に下顎がずれてきますので大変ですが、早期に治療すれば問題ありません。「開咬」は前歯が咬まない不正咬合です。主に舌の癖が原因ですので早めに舌の訓練をすることで、予防や治療をすることができます。
下顎後退による上顎前突
上顎前突は一般的に出っ歯と呼ばれることの多い不正咬合ですが、上顎が出ている場合と
下顎が小さくて見かけ上、出っ歯に見える場合があります。
実際には日本人の上顎前突のほとんどは下顎が小さいことによる見かけ上の上顎前突
です。そのため下顎を前に成長させることが必要ですが、成長期の子供であれば家にいる
間だけ使う装置で十分改善することが可能です。この治療に関しては以下の症例でご紹介します。

下顎の成長を促進するバイオネイターという装置を夜間(就寝時)を含めて1日12時間使用してもらいました。約1年程で出っ歯が治りました。
下顎前突について
これは東洋人に多い不正咬合で歯性の反対咬合と骨格性の反対咬合とがあります。骨格性の反対咬合の内、遺伝性の非常に大きい症例は子供のころに治療しても治らないこともあります。
ですので、大人になってから外科手術を併用した矯正治療をお勧めすることもありますが、大抵の場合早期に治療をすることにより治すことができます。
治療の方法としては、まず反対に噛んでいる前歯をいち早く改善することにより上顎の成長を促すことと下顎の過度な成長を抑制します。適切な時期に前歯の反対咬合を改善しないと上顎の成長が抑制されるため治りにくくなりますので、上下の前歯が永久歯に生え替わったら治療を開始することをお勧めします。この治療に関しては、以下の症例でご紹介しています。
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上顎前歯が内側に、下顎前歯が外側に傾斜していることによる反対咬合の患者さんです。
リンガルアーチという装置を使用して前歯の反対咬合を治しました。反対咬合の患者さんの場合成長期にまた反対咬合のなる可能性がありますので成長を見守りながら必要に応じて治療を継続します。
叢生(歯の大きさと顎の大きさの不調和)

最後に歯の大きさと顎の大きさの不調和ですが、これは現代人の多くが抱えている問題で デコボコに並ぶ不正咬合です。歯が大きく顎が小さいため、歯が顎の中に並びきらずに デコボコになるのですが、成長期の子供であれば顎を横に成長させることにより解消することが できることが多いのです。しかしながら、骨格によってはそのような治療をすると上下の歯が 噛まなくなったり、口元の突出したお顔になったりすることもありますので、事前によく検査を して診断することが重要です。
以下に反対咬合を伴う叢生の長期治療例をお示しします。はじめに前歯の反対咬合を直し、その後顎の骨を広げることにより歯を抜かずに綺麗に並べることができました。
「叢生」の治療に関しては本格矯正の叢生症例もご覧ください。非抜歯で治療した1症例と小臼歯を抜歯した2症例を供覧しています。治療開始年齢や骨格などにより治療方法が異なりますのでまずはご相談下さい。





























