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美容と歯科矯正歯科治療について

美容のための外科治療」ときくと「美容整形」をイメージされるのではないでしょうか? 美容整形では目や鼻、頬骨などが治療対象となることが多いようです。しかし、お顔の中で目立つのは目元や鼻だけではありません。話をしたり、笑ったり、食事をしたりすると誰でも口元に視線がいくものです。

ある統計では、お顔の印象は鼻下から顎にかけての部分で8割がた決まってしまうというデータもあり、歯並びが整っていることはお顔の印象を大きく左右するといえるのです。矯正歯科治療は単純に歯並びを整えるだけでなく、顎の骨格の位置も調整することができます。治療が終わった時、きっとあなたのお顔の印象がぐっと変わることでしょう。こちらでは、長崎の「すずき矯正歯科」が美容と歯科矯正歯科治療についてご説明します。

矯正歯科治療と美容整形の違い

矯正歯科治療と美容整形の特徴
矯正歯科治療 美容整形
  • 歯並びや咬み合わせの改善が第一目的です
  • 咀嚼などの機能面を改善することで、結果的に左右対称で美しい口元の健康美を手に入れることができます
  • 機能回復が目的なので保険が適用する場合があります
  • 外科手術は保定期間を設けて、歯並びや咬み合わせを安定させます
  • 容貌の美しさを手に入れることが最優先です
  • 顔のゆがみを改善する場合は、出ている部分を削ってバランスを整えます
  • 咬み合わせへの考慮はほとんどありません
  • 美容目的なので治療が短期間で済みます
  • 治療費には保険が適用されません

このように矯正歯科治療と美容矯正には大きな違いがあります。歯の機能の改善とともに自然な美しさを手に入れることができるのが矯正歯科治療治療です。顔のゆがみや骨格の変形など、気になることがありましたら、日本矯正歯科学会・認定医が在籍している当院までお気軽にご相談ください。

矯正歯科治療の種類

歯並びや咬み合わせの乱れにはさまざまな種類があります。次のような不正咬合の場合、矯正歯科治療で顎のバランスを整え、歯並びをきれいにすることで「美容」につながります。

外科矯正による治療~その1
  • 治療前

    治療前

    治療前

  • 治療後

    治療後

    治療後

こんな方には

  • 上下顎骨の前後的上下的ズレが極端に大きい。
  • その結果、顎のないようなお顔になっている。
  • 一般的な矯正歯科治療では十分な治療が見込めない。
このような方に有効な治療法

他院で一度矯正歯科治療をされた10代女性の患者様ですが、咬めないことと顔貌の改善を主訴に再治療を求めてきた方です。顎変形症(骨格性上顎前突、小下顎症)と診断し、矯正歯科治療単独では、咬み合わせも横顔も十分な改善が見込めない症例と判断しました。下顎両側第一小臼歯を抜歯して上下顎マルチブラケットシステムによる治療に加え、上顎骨を上方、下顎骨を前方に移動する外科的矯正歯科治療を併用することで咬み合わせ・お顔ともに十二分に改善しました。治療期間は3年2か月で治療費は保険適応治療のため一般的に30万~50万程度ですが、年収によって治療費の自己負担額が異なりますのでご注意下さい。リスク、副作用としましては外科的矯正治療の一般的なリスクに加え、この患者さんは下顎右側3番の歯肉退縮のリスクがありました。この症例は外科矯正のページに口腔内写真も掲載しております。詳しくお知りになりたい方はそちらもご覧ください。

外科矯正による治療~その2
  • 治療前

    治療前

  • 治療後

    治療後

こんな方には

  • 下顎が前に突き出ている
  • 顎がしゃくれている
  • 頬に自然な丸みがなく、平坦なお顔になっている
このような方に有効な治療法

下顎のしゃくれを主訴に来院された10代女性の患者様です。顎変形症(骨格性下顎前突)と診断し、上顎両側第一小臼歯を抜歯して上下顎マルチブラケットシステムによる治療に加え、下顎骨を後ろにずらす外科的矯正手術を併用することにより、しゃくれていた顎や平坦な頬が改善され女性らしいすっきりした口元と丸みのある綺麗な頬のラインとなりました。治療期間は2年5か月で保険適応治療です。治療費は一般的に30万~50万程度になりますが、年収によりますのでご注意下さい。外科的矯正治療の一般的なリスクに加え、この患者さんは下顎前歯歯肉が薄いため下顎前歯部の歯肉退縮のリスクがありました。この症例は外科矯正のページにも口腔内写真を掲載しておりますので、詳しくお知りになりたい方はそちらもご覧ください。

一般矯正による治療~その1
  • 治療前

    治療前

  • 治療後

    治療後

こんな方には

  • 口元全体が前に突き出ている印象がある
  • 上下前歯が前方に突出しているが、上下顎骨の前後的ズレはない
  • いつでも口が閉じにくい
  • 横顔から見て標準的なラインよりかなり前に出ている
このような方に有効な治療法

口元の突出と口唇閉鎖不全を主訴に来院された30代の女性の患者様です。上下顎前歯の前突による上下顎前突と診断し上下顎両側第一小臼歯4本を抜歯しマルチブラケットシステムによる治療を行いました。治療期間は3年2か月で治療費総額は77万円でした。前方に突出した上下前歯を内側に入れることによりお口全体をバランスよく後方に引っ込めた結果、自然でシャープな輪郭になりました。この患者さんは口元を大きく後退させる必要があったため、上下顎前歯を大きく後方移動しています。歯牙の移動量が大きい場合は歯根吸収、歯肉退縮が起こることがあります。また、歯の移動量が同じでも軟組織である口唇の移動量は個人差が大きいため、口元の改善には個人差があります。

一般矯正による治療~その2
  • 治療前

    治療前

  • 治療後

    治療後

こんな方には

  • 口元が突出している
  • 顎のラインがはっきりしていない
  • 自然に口が閉じないため、いつも口が開いている
このような方に有効な治療法

口元の突出、顎のライン、口唇閉鎖不全を主訴に来院された20代の女性の患者様です。下顎骨の著しい後方回転を伴う上顎前突と診断しました。咬み合わせだけを考えれば上顎両側第一小臼歯を2本抜歯して治療することもありえる症例です。しかし、患者様の主訴である極端に突出した口元を改善するために、上顎両側第一小臼歯及び下顎両側第二小臼歯を抜歯、さらに上顎に歯科矯正用アンカースクリュー2本を埋入して上下顎マルチブラケットシステムにて治療しました。上下顎前歯を大きく後方移動しました。特に上顎前歯部の後方移動は限界と思われるところまで行いましたので上顎前歯部の歯根吸収が起こることが十分予想される症例です。このような極端に歯牙移動量が大きい場合は歯根吸収、歯肉退縮が起こるリスクがあります。治療期間は2年7か月で治療費総額は78.5万円でした。口元の突出が改善されただけでなく、顎のラインもシャープになりましたが、オトガイの後退感が僅かに残っています。オトガイの後退感のさらなる改善を患者様が希望された場合はオトガイ形成術を追加しても良いかと思います。

一般矯正による治療~その3
  • 治療前

    治療前

  • 治療後

    治療後

こんな方には

  • 上の前歯が極端に突出している
  • そのため、口が常に開いている
  • 口を閉じると、上下の唇が突出するだけでなく、下唇が翻転(口を閉じた時に下唇が上の前歯の上に乗っかり反り返ること)している
このような方に有効な治療法

出っ歯とすきっ歯を主訴に来院された10代女性の患者様です。上の前歯が前方に極端に突出しており上唇が反り返り突出してしまっています。また、かみ合わせが深いため下顎前歯が上顎前歯を下から突き上げてしまっていました。下顎前歯の突き上げによる上顎前歯の著しい唇側傾斜を伴う骨格性上顎前突と診断しました。骨格的なズレも大きかったので、外科矯正も考えられる症例ですが、患者様は手術なしで矯正したいということで、上顎両側第一小臼歯のみ2本抜歯し(下顎は非抜歯)、抜歯したスペースを利用し上顎前歯を内側に入れることにより口元を大きく改善することができました。マルチブラケットシステムで治療し治療期間は3年3か月とかなり長くなった症例です。治療費総額は69.5万円でした。この症例は上顎前歯の後方移動量が非常に大きく、また、下顎を非抜歯で治療したこともあり、上顎前歯の歯根吸収と下顎前歯の歯肉退縮が起こるリスクがあります。この症例は大人の矯正のページに口腔内写真を掲載しておりますので、詳しくお知りになりたい方はそちらもご覧ください。

一般矯正による治療~その4
  • 治療前

    治療前

  • 治療後

    治療後

こんな方には

  • 口元が突出し自然に口を閉じられない
  • 口元を閉じると下顎の筋肉が緊張し下顎に梅干しのようなシワがよる
  • そのため、顎のラインがはっきりしない
このような方に有効な治療法

口元の突出を主訴に来院された10代女性の患者様です。口元の突出や顎のシワは上下の前歯が前方に極端に突出しているため、起こる現象です。上顎前歯の前突と下顎前歯部の叢生を伴う上顎前突と診断しました。主訴である口元の突出を改善するために上下顎両側第一小臼歯を抜歯、さらに上顎に歯科用アンカースクリューを埋入してマルチブラケットシステムにて治療しました。治療期間は2年10か月、治療費総額は77万円でした。上下の前歯を内側に入れることにより自然と口が閉じるようになりました。突出した口元がすっきりしただけでなく、顎のラインもシャープで自然になりました。この症例で起こりえるリスクとして、大きく後方移動した上顎前歯の歯根吸収と歯肉の薄い下顎前歯の歯肉退縮が考えられます。この症例は症例案内のページに口腔内写真を掲載しておりますので、詳しくお知りになりたい方はそちらもご覧ください。